この本はどういう本なのか?読んだらどういうことが得られるのか?
この本は大昔の古代バビロニア時代から受け継がれるお金についての考え方が学べる本です
お金を貯め、守り、増やすお金の根本的な部分が学べます
この本は現代に出版されているお金に関する書籍の原点ともいえる本です
なので本記事では『バビロン大富豪の教え』をまとめそこから得た教訓を紹介していきます
この本にはマンガ版と本があり、本だと長く感じてしまいますが
マンガだと読みやすいのでおすすめです
- 『バビロン大富豪の教え』登場人物
- 『バビロン大富豪の教え』あらすじ
- 『バビロン大富豪の教え』教訓
- 『バビロン大富豪の教え』感想
『バビロン大富豪の教え』登場人物
バンシル(主人公)はじめは15歳でお金持ちへのあこがれはあるが貧乏な少年
コッビ、バンシルの友達、同じくお金持ちにあこがれはあるが貧乏な少年
アルカド、バビロンの大富豪、村1番のお金持ち
『バビロン大富豪の教え』あらすじ
この本は七章で構成されています。
今回は最も学びがあると思った1~4章について書いていきます
・第1章
バンシルとコッビがお金持ちになりたくてアルカドに話しを聞きに行く
「お金持ちになるにはどうすればいい?」と聞くと、アルカドは「お金持ちの定義はなんだ」といった
バンシルは「お金をたくさん持っていること」と答えるがそれは違った
アルカドが言うにお金持ちとはお金の増やし方を知っているもののことを言う
続けて「お金の増やし方についての知識はいくつかあるがまず初めにやらないといけないことがある」
と言った。それは「収入の十分の一を貯金せよ」というごく普通のことだった
たまらずコッビは「そんなことでお金持ちになれるはずがない」と感情的になった
しかしバンシルはこう思った
【アルカドはバビロン1のお金持ち俺たちができることは素直に話を聞くことくらいだ】
バンシルはアルカドの言葉を素直に聞き行動に移すことに決めた
アルカドは「その約束が守れていたら半年後また来なさい」と言った
・第2章
バンシルとコッビは約束を守り半年がたった
そしてアルカドのいる学びの神殿に行った
※学びの神殿とは学校などがなっかた時代、定期的な講習会があった唯一の場所
ここではいろいろな人がアルカドの話を聞きに集まっていた
まずアルカドは、いかに知識が大切なのかを言うためにある例えを言った
「これから生きようとする人に1日分の魚を与えても食べつくせば餓死してしまうならば魚の釣り方を教えるべきだ」これはいかに知識が大切かを説いている
そしてアルカドはお金を増やす知識に【黄金を増やす七つの道具】があるといった
1,「収入の十分の一を貯金せよ」バンシルたちに一番初めに教えたもの
お金を貯める習慣を作るため
2,「欲望に優先順位をつけよ」人間の欲望にはそこがない
3,「貯えた金に働かせよ」お金を増やす観点で最も大切
4,「危険や天敵から金を守れ」お金を守ることを忘れてはいけない
5,「より良いところに住め」衣食住の中で住を優先すべき
6、「今日から未来の生活に蓄えろ」将来のことも大切にするべき
7,「自分こそ最大の資本にせよ」自分が1番の稼ぎ柱
最後にアルカドは
「ここまで話してきてお金持ちになるものとそうではない人の間に大きな壁がある、
それは何かわかるか?」と聞いた
人々は「結局は運だ、才能だ」といった
ここでバンシルは言った「知識の前ではみな平等つまり知識を身につけたうえで
動いたものとそうでないものだ」といった
アルカドはその答えに喜んだ
・第3章
講義後アルカドは講義を受けた人に同じ質問をしていた「ここに2つの袋がある。1つは大量の金貨、もう1つは知恵の入った袋どちらが大切か?」というものだった
そして例外なくバンシルにもこの質問をした
バンシルは少し考え「アルカドの話を聞いてよくわかった。大切なのは知恵の袋だ」といった
するとアルカドは「証明できるか?」といい
バンシルはお金より知恵が大切だという証明の旅に出ることになった
※旅の内容は先ほど言った「1つは大量の金貨もう1つは知恵の入った袋」
この2つを持ち両方の袋を金貨でいっぱいにするまで帰ってきてはいけない
そして知恵も袋は金貨がすべてなくなるまで見てはいけない
旅先で1度は賭けに負け1度は騙されついに知恵の袋を開けるときが来た
知恵の袋にはこう書かれていた
「これを理解するには少々時間がかかるかもしれない
なぜならこれは7つの道具をさらにしぼった『真理』だからだ」
一、収入の十分の1を貯金せよ
二、しっかりした勤め先を見つけろ
三、黄金の扱いに秀でたものの助言に耳をかたむけろ
四、自分が理解していないものに手を出すな、
五、非現実的な利益に騙されるな
これはバンシルが旅で失敗したことだった
知恵の袋を見てそれが骨身にしみて感じたバンシルだった
・第四章
それからバンシルは真面目に働いていた。誘惑にも負けず収入の10分の1を貯金していた
その真面目さが買われ事業を一緒にやらないかと誘われる
しかし自分が理解していないものには手を出さないバンシルは
いくつか質問をし保険も聞いていることを確認して一緒に事業をすることになる
その事業がいい方向に進みバンシルはそのチームに入り
みんなで話し合うことで欠点をなくし次々と成功していった
お金はたまり旅の目的は達成した
そしてバンシルはバビロンへと帰った
バンシルはアルカドのもとへ行った。そして今まであったことを話した。
バンシルは「皆は諦めているだけで正しい知識と行動力さえあればだれでお金持ちになれる」といった
バンシルは旅の約束通りもらった分の2倍の金貨を見せた、さらにもい1袋の金貨の入った袋を見せ
こう言った「初めにもらった金貨の3倍以上稼ぐことができた。
つまり知恵が金貨よりも2倍以上の価値を持っているといいうことの証明になりませんか」
アルカドは大いに喜んだ
『バビロン大富豪の教え』教訓
この本で最も大切と言われているうちの一つ正しい知識を身に着ける。
「これから生きようとする人に1日分の魚を与えても食べつくせば餓死してしまうならば魚の釣り方を教えるべきだ」これはいかに知識が大切かを説いている
そしてその重要な知識である【黄金を増やす七つの道具】
1,「収入の十分の一を貯金せよ」バンシルたちに一番初めに教えたもの
お金を貯める習慣を作るため
2,「欲望に優先順位をつけよ」人間の欲望にはそこがない
3,「貯えた金に働かせよ」お金を増やす観点で最も大切
4,「危険や天敵から金を守れ」お金を守ることを忘れてはいけない
5,「より良いところに住め」衣食住の中で住を優先すべき
6、「今日から未来の生活に蓄えろ」将来のことも大切にするべき
7,「自分こそ最大の資本にせよ」自分が1番の稼ぎ柱
これはどれもが今を生きる人たちにも言えることで大切なことだといえる
このなかで忘れがちだが大切な7,「自分こそ最大の資本にせよ」
特に若いころは自分の体が一番の稼ぎ柱
そしてそれをさらにまとめた知恵の袋【真理】
一、収入の十分の1を貯金せよ
二、しっかりした勤め先を見つけろ
三、黄金の扱いに秀でたものの助言に耳をかたむけろ
四、自分が理解していないものに手を出すな、
五、非現実的な利益に騙されるな
増やすことばかりではなく守備の面での三、四、五これも忘れてはいけないこと
そして最後にこの本で最も大切だと言っているもう一つ【行動力】
「知識の前ではみな平等つまり知識を身につけたうえで
動いたものとそうでないもの」
結局最後は動いたか動かなかったか
『バビロン大富豪の教え』感想
この本ではお金の具体的な稼ぎ方ではなくもっと根本的な部分
「お金持ちとは」、「お金の鉄則」など一番初めに身に着けておくべき知識が詰まっていた
なのでお金に興味がある方はまず一度読んでみてください
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